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2013年 11月 14日
僕は紙製の茶色い箱を持っていて、 そこに雑誌の切り抜きをためている。 僕の心の琴線に触れた記事。 時々それらの記事を読み返すのを習慣としている。 写真の記事は奥から靴デザイナー、ポール・ハーデンの記事。 10年以上前のPENから。 彼が息子と住む家の写真。荒れ果てた3階立ての家を彼が再生したらしい。 ポールのヒストリー。 靴の学校へ入学するも、大量生産のための靴作りを教えられて嫌になり、 ジョンロブへ就職する。しかしここでも自分が作りたいものとは違うことに気づき、 1年半で辞めオリジナルを作りはじめる。 オリジナル靴をファッション誌に持ち込み、 いきなり4ページものボリュームで取り上げてもらい、 そこから一気に火がついた。とある。 ・・・・・ 真ん中は最近の装苑の切り抜き。 minaの記事。 デザイナーの皆川さんは学生時代、長距離の陸上選手だった。 最初に入社したアパレルの会社で生地から服を制作することを学ぶ。 minaを始めたころは、早朝市場で働いてから服のデザインをしていたそうだ。 ・・・・・ 3枚目は家具屋TRUCKの記事。 かなり前の「デザインの現場」の特集記事。 タイトルが日常感覚のファニチャーデザイン。 デザイナーの黄瀬さんは、 長野県の松本にある職業訓練学校で家具づくりの基本を学んだ。 技術家庭科が好きだったから家具。 長野県を選んだのはバイクで走るのが好きで、 それなら信州!そんな単純な理由だったらしい。 とても共感できるエピソードだ。 時々古い記事を読み返すと、 その本を購入した当時の記憶がよみがえる。 どうしてこのページを残したのか。 残したページをまとめて読むことで答えが見えてくる。
by bbex77617
| 2013-11-14 22:31
| 本
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