朽ちたトド松が宙に浮く。
管理された公園ではお目にかかることのできない光景。
昨日も暑く笹薮のなかを歩いていると汗が吹き出してくる。
尾根のピークから見えた青空と山が美しかった。
蝉の鳴き声が響き渡る。
小さな抜け殻を何個も見かけた。
何年間も土の中にいた彼らなりの強烈な自己主張。
朽ちたトド松が横たわる沢を下る。
まとまった雨がしばらく降っていないので水の流れもわずか。
跳ねている蛙を思わずつかまえる。
写真を撮って息子たちに見せたかったが、
大先輩たちにだいぶ遅れをとっていたのでそのまま逃がす。
・・・・明日も暑いらしい。