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2013年 10月 10日
起きて朝一番にしたことは、 愛用のランニングシューズ、ミニマスの修繕。 今年一番履いているシューズだけに本体メッシュ部分が破れてきたのだ。 チクチク縫っているときに、 ミニマスというシューズを設計した人びとの、 考えとか、気持ちが伝わってきた。 ミニマスは縫製している箇所が少ない。 接着剤ですむとこはそれですませている。 縫うということは生地に凹凸ができるということだから、 最小限の補強に徹しているのだろう。 ミニマスは裸足で履くことも想定されているシューズ。 足の裏はとても敏感な場所。 小さい頃足の裏をくすぐられたときのことを思いだしてほしい。 コチョコチョ。 Nマークの下の箇所と、 反対側のMINIMUSのロゴ下部分のメッシュを繕った。 水色の糸が無くなってしまい途中から白糸で縫ったりして・・・。 まあそれもいい味のひとつ。 人は不思議と直されている場所を見ると、 心が安らぐらしい。 何度も繕ってあるボロボロの服。 金継ぎされたお皿。 破れても壊れてもその都度なおす。 使い倒す美学。 思えば最初のランニングシューズはとても安いモノだったけど、 ソールが加水分解するまで履きつぶした。 今でもそのシューズを思い出すことができる。 直したてのミニマスを履いて朝ラン。 ミストサウナのような朝霧の中を走る。 もうひと踏ん張り頼みますぜ、ミニマス!!
by bbex77617
| 2013-10-10 12:38
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